フレデリック・ラルー
ISBN-13: 9784862762269
「一人のミドル・マネジャーが、自分の担当部署でティール組織的な慣行を導入するのは可能でしょうか?」。このような質問をされると(中略)「無駄な努力はやめたほうがよいですよ」と答えることにしている。
本の後半に差し掛かって,これはなかなか...。中間管理職のままティール組織を実現しようとするのは徒労らしい。出世してCEOになるか,起業するか,いずれかを選択しないといけないということになりそう。会社員の皆さん,この本を買う時は注意してください!
田中博基達成型のパラダイムの影の一つが「イノベーションの行き過ぎ」だ。基本的欲求の大半が満たされると、企業は次第にニーズを作り出そうとし、私たちが本当には必要としていないものが増えるほど幸せになれるという幻想を人々の間に膨らませようとする。
趣旨はわかるのだが、これを「イノベーションの行き過ぎ」とラベリングしていいのかよくわからない。この本における「イノベーション」という語の定義があいまいな気がする。また、生活において何が必要で何が不要か、というのも簡単には割り切れないように思うし、「不要不急」を抱えておくことができるのが「豊かさ」というものではないのかな、とも思った
田中博基人間の知恵には際限がなく、革新的なイノベーションが、突然どこからともなく現れることがある。
これはあまりに楽観的ではないだろうか。革新的なイノベーションは、継続的な思考によってもたらされるのであり、突然どこからともなく現れることなどないと思う。
田中博基チームワークの力が最高に発揮され、何をやっても楽しく、苦労したつもりもないのに素晴らしいことを成し遂げられた瞬間をだれしも経験したことがあるはずだ。
自分には、思い当たるところがないのだが、これはチームで何かをした経験の不足からくるものだろうか。集団スポーツをしている人には、こういう瞬間が訪れやすいのかもしれない。
田中博基